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きょうのヨーガク

洋楽を(ほとんど)毎日紹介するブログ。

クリエイティブについて

こんにちは、まいけるです。

今日はヨーガクではなく、感覚的なお話をします。

題して、「クリエイティブについて」。

クリエイティブなことってどういうことでしょう?

良く耳にすることですが、自分なりの論立てをしたいと思います。

 

クリエイティブとは(自論)

クリエイティブとはズバリ、「組み合わせ」だと思います。

クリエイティブと聞くと、0から1を創ると想像されるかもしれないですが、

僕は0から1を創ることではなくて、2や3を組み合わせて5だったり、2.4と5.7を組み合わせて8.1を創ることだと思います。

例えば、ドラえもん

ドラえもんを創り出すなんて、すごくクリエイティブですよね。

でも、着想はだるまの形をした人形と、猫です。それを組み合わせただけなんです。

そこに作者の人生経験や夢を詰め込めて、ドラえもんの完成です。

「ロボットを題材にした漫画」ということについても、下地には鉄腕アトムがありますよね?

その鉄腕アトムも、「悪い敵をやっつける」という点で、勧善懲悪という下地があります。

鉄腕アトムの場合は、その勧善懲悪にロボットという新しい要素を組み合わせたということです。

 

こう考えると、単純な話ですよね。

そんなに簡単にクリエイティブなことを創れるわけないだろって?

では次はその話をしましょう。

 

クリエイティブなことをする方法(自論)

結論から言うと1番重要なことは、「クリエイティブなものを創るまでの態度」これだと思います。

何も無しに、準備も無しに、私はクリエイティブなことをしていって言うのは難しいです。

だから、準備をしなきゃいけません。

準備をするというのは、「インプットをたくさんする」ということです。

 

享受。インプット。

人生の中で、どれだけのことを享受してきましたか?インプットしてきましたか?

アウトプットの質と量は、インプットの質と量によると考えます。

アウトプットをするということは、自分の中にあるものを表出させるということですよね。

だから、アウトプットはインプットが前提にあるんです。

そして、そこに自分の価値観を組み合わせること。言い換えれば、ドラえもんのように、人生経験や夢を詰め込むこと。

 

「今までの自分の人生の中で無数にアウトプットしてきたものから、自分でそれらを組み合わせて、自分なりにアウトプットすること。」

 

これがクリエイティブだと思います。

 

だから、まずインプットが大切だと思うんですよね。

どんなことでも積極的に享受する態度。

それを毛嫌いせずに素晴らしいと思う態度。

この態度は必要なのではないでしょうか?

 

クリエイティブな人は、多くのものをインプットして、どんな些細なことでも積極的に組み合わせてきたからこそ、良いものをアウトプットできるということです。

 

 

いかがでしたか。

自論に過ぎないですが、今まで色んな表現者を見てきて思ったことです。

自分に向かって来るものを取捨選択するのではなく、全て受け入れる心、持ち続けたいですね。

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音楽と人種

こんにちは、まいけるです。
 

マイケル・ジャクソンと人種の関係について書いてきましたが、音楽と人種はまだまだ密接な関係があるんです。

 

ロックとR&B

みなさんは、音楽ジャンルの中でもロックとR&Bについて、どういうイメージを持っていますか?
例えばロックなら、Rolling Stones, Led Zeppelin, Bon Jovi など、有名なロックアーティストがいますね。R&Bなら、Stevie Wonder, Whitney Houston, Usher, などが有名です。
それぞれのジャンルで、これらのアーティストに共通することがあります。
それは、「人種」です。
ロックアーティストはみんな白人で、R&Bアーティストはみんな黒人ですね。
これには理由があります。
 

R&Bは黒人音楽 ロックは白人音楽

R&Bは黒人音楽

まずR&Bについて説明します。
R&Bは、略称で、正式には「リズム・アンド・ブルース」という名前です。
R&Bの歴史

リズム・アンド・ブルースは元々1940年代の黒人音楽をひっくるめて「レイス・レコード」と呼ばれていました。ですが、この「レイス=人種」という人種差別的な表現だったので、音楽業界は1949年から「リズム・アンド・ブルース」という名前を使い始めました。

これ以降、「リズム・アンド・ブルース」がさらに略され、現在では「R&B」と一般に呼ばれています。

R&Bは黒人音楽だということが分かりますね。

 

ロックは白人音楽

次にロックです。

ロックという名称は「ロックン・ロール」から来ています。

ロックの歴史

1950年代当時、白人の若者たちは社会に反発していました。そのはけ口を求めるわけですが、人種差別がある中で、実は黒人音楽のR&Bに求めていました。

この背景を知った白人DJのアラン・フリードは、白人でも気兼ねなくレコードを買えるようにと、「ロックン・ロール」という名前を付けたんです。

そしてあのエルヴィス・プレスリーが登場することによって、ロックン・ロールは完全に白人音楽となります。

この影響を受けたイギリスから、一つのバンドが登場します。このバンドがビートルズです。

ビートルズあたりからロックン・ロールはロックと呼ばれていきます。

音楽的なルーツをたどるとロックは黒人音楽になりますが、プレスリーやビートルズの登場によって、それ以降ロックは白人音楽として認識されるようになりました。

 

 

こうして音楽を見つめると、人種差別が音楽に与えた影響は大きいですね。

以上、音楽と人種の関係を見ていきました。

 

 

ではまた。。

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マイケル・ジャクソンの功績②

こんにちは、まいけるです。

マイケル・ジャクソンの功績、2回に渡ってお送りしております。

「人種の壁を越えた」というテーマで、前回はグラミー賞について話しましたね。

今回はMTVについて話しましょう。

 

MTV

MTV(Music Television)は、ミュージックビデオだけを放送し続けるアメリカの音楽専門チャンネルです。

1981年に開局して、現在でも放送中です。

 

MTVとマイケル・ジャクソン

開局当初

今でこそ色んなジャンルのミュージックビデオが放送されていますが、創業当時のMTVは、白人のロックのミュージックビデオしか流さないという暗黙の了解がありました。

リック・ジェームスというファンクミュージシャンの代表曲 "Super Freak" (MC ハマー "U Can't Touch This" の原曲)の放送を断られたというケースもありました。

 

" Billie Jean "

そんな中、マイケルは "Billie Jean" のミュージックビデオを制作します。

この "Billie Jean" のミュージックビデオが、歴史を変えることになります。

以下のエピソードがあります。

 

MTVは最初、ロックしか放送しないという決まりを盾にしてこのビデオの放送を拒否した。しかし、『Thriller』のプロモーションに力を入れ、このビデオに巨額の製作費をつぎ込んだCBS取締役のウォルター・イェトニコフ(中略)はこう語る。「MTVに言ってやったよ。『それなら今オンエアされている私のアーティストを全員引き揚げさせてもらう。(中略)それからあんたたちが黒人音楽を嫌って放送しない事実を世間に公表する』と。」

ジョセフ・ボーゲル『マイケル・ジャクソン コンプリート・ワークス』TO ブックス(2012)

 

つまり、マイケルは黒人で初めてミュージックビデオをMTVで放送されたということです。

これをきっかけに、マイケルに限らず他の黒人アーティストの作品も放送されることになりました。

この事実は、マイケル・ジャクソンが「人種の壁を越えた」と言えるでしょう。

ミュージックビデオという点においても、後の黒人アーティストに門戸を開いたのです。

 

音楽と人

マイケルと言えば" Thriller "が有名ですが、実はエポックメイキングだったのは" Billie Jean "だったんですねぇ。

これを機会に、「音楽と人種」という観点で音楽を鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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マイケル・ジャクソンの功績①

こんにちは、まいけるです。

最初はやっぱり僕の好きなマイケルについて知ってもらいたい

と思って、マイケルについての記事を。

 

人種の壁を越えた

僕の考える彼の功績は、「人種の壁を越えた」です。

最近はトリニダード・トバゴ出身のニッキー・ミナージュとか、バルバドス出身のリアーナとか、色んな国籍のアーティストがいますね。

この状況が普通になったのも、マイケルの存在があるからかもしれません。

「人種の壁を越えた」と言うと、彼の外見の変化を真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、実は音楽的な要素からも説明できます。

一つずつ見ていきましょう。

グラミー賞

グラミー賞は、ジャンルごとに1年間で優れた作品を発表したアーティストに贈られるアメリカの音楽賞です。

1959年から現在まで授賞式が続いています。

2012年第55回のグラミー賞では、2837万人、アメリカ国民の約10分の1の視聴者を獲得しました。

世界的にも大きな音楽の一大イベントですね。

 

マイケルとグラミー賞

マイケルは生涯で15個のグラミー賞を獲得しています。

1回受賞しただけでも、日本でニュースに取り上げられるほど有名になるのですが、マイケルは15個も受賞したなんて、すごいですね…

そして、さらにすごい事実が。

1983年、彼はなんと7部門グラミー賞を受賞しています。

この年は"Thriller"、"Beat It"、"Billie Jean"が収録されているアルバム「Thriller」が発表された年です。

この年のグラミー賞に人種の壁を越えた根拠を見出すことができます。

よく見てみると、ロック部門R&B部門の2部門を同時に受賞しています。

音楽ジャンルにおいて、ロックは白人、R&Bは黒人にルーツを持つ音楽です。

グラミー賞でも1983年を除いて、ロック部門は全て白人、R&B部門は全て黒人が受賞しているんですね。

そして、1983年、マイケルはロック部門R&B部門を同時受賞します。

これは、黒人と白人の垣根を越えた、つまり「人種の壁を越えた」ということが言えるではないでしょうか。

 

グラミー賞以外にも

ロックとR&Bグラミー賞を獲ることは、マイケル以外成し遂げたことがなくこれだけでも十分すごいことです。

しかし、

実はまだ「人種の壁を越えた」と言える事実があります。

それはまた後ほど。

 

 

つづく…

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きょうのヨーガク

はじめまして

こんにちは、まいけるです。

はじめまして。

簡単に自己紹介すると、マイケル・ジャクソンが大好きです。

 

マイケル・ジャクソンには、彼が亡くなった年の2009年にハマって、アルバムをたくさん買ってたくさん聴きました。

 

もちろん、ムーンウォークも練習しました。

 

マイケル・ジャクソンが好きなので、「まいける」というあだ名でブログを書いていきます。

 

他には、絵を描くことや絵画も好きです。

文献を読んだり、 美術館巡りをしたり、芸術にもとても興味があります。

 

ブログの名前

マイケルと出会うまでは、そんなに音楽は聴かず、聴いたとしてもヒットした邦楽くらいでした。

しかし、

マイケル・ジャクソンと出会ったのがきっかけで、色んな洋楽を聴くようになりました。

 

1950年代~現在まで、ポップ、ロック、R&B、ハウス、EDMなど、いろいろ興味が広がって聴いてきました。

 

そしたら、もっとみんなに知ってほしい!

っていう洋楽をたくさん見つけたんですよ。

 

生活の中で支えとなる音楽のジャンルが広がって、より多くの人の生活がさらに楽しく、濃くなることを願って、色んな曲を紹介します!

そこで、

このブログで「きょうのヨーガク」と題して、(ほとんど)毎日、オススメの洋楽を紹介していきます!

 

「きょうのヨーガク」だけど…

とはいえ、洋楽を紹介するだけじゃ持たないと思うので、オススメの画家や絵など、文化的なモノも紹介していきたいです。

 

ぼちぼちよろしくお願いします。

 

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