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きょうのヨーガク

洋楽を(ほとんど)毎日紹介するブログ。

マイケル・ジャクソンの功績①

こんにちは、まいけるです。

最初はやっぱり僕の好きなマイケルについて知ってもらいたい

と思って、マイケルについての記事を。

 

人種の壁を越えた

僕の考える彼の功績は、「人種の壁を越えた」です。

最近はトリニダード・トバゴ出身のニッキー・ミナージュとか、バルバドス出身のリアーナとか、色んな国籍のアーティストがいますね。

この状況が普通になったのも、マイケルの存在があるからかもしれません。

「人種の壁を越えた」と言うと、彼の外見の変化を真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、実は音楽的な要素からも説明できます。

一つずつ見ていきましょう。

グラミー賞

グラミー賞は、ジャンルごとに1年間で優れた作品を発表したアーティストに贈られるアメリカの音楽賞です。

1959年から現在まで授賞式が続いています。

2012年第55回のグラミー賞では、2837万人、アメリカ国民の約10分の1の視聴者を獲得しました。

世界的にも大きな音楽の一大イベントですね。

 

マイケルとグラミー賞

マイケルは生涯で15個のグラミー賞を獲得しています。

1回受賞しただけでも、日本でニュースに取り上げられるほど有名になるのですが、マイケルは15個も受賞したなんて、すごいですね…

そして、さらにすごい事実が。

1983年、彼はなんと7部門グラミー賞を受賞しています。

この年は"Thriller"、"Beat It"、"Billie Jean"が収録されているアルバム「Thriller」が発表された年です。

この年のグラミー賞に人種の壁を越えた根拠を見出すことができます。

よく見てみると、ロック部門R&B部門の2部門を同時に受賞しています。

音楽ジャンルにおいて、ロックは白人、R&Bは黒人にルーツを持つ音楽です。

グラミー賞でも1983年を除いて、ロック部門は全て白人、R&B部門は全て黒人が受賞しているんですね。

そして、1983年、マイケルはロック部門R&B部門を同時受賞します。

これは、黒人と白人の垣根を越えた、つまり「人種の壁を越えた」ということが言えるではないでしょうか。

 

グラミー賞以外にも

ロックとR&Bグラミー賞を獲ることは、マイケル以外成し遂げたことがなくこれだけでも十分すごいことです。

しかし、

実はまだ「人種の壁を越えた」と言える事実があります。

それはまた後ほど。

 

 

つづく…

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