寝起き一発目に聴きたいヨーガク
こんにちは、まいけるです。
朝、眠たいですねぇ……
そんな時にピット・ブルやフロー・ライダーなんか聴かされたら、頭がガンガンしちゃいます。
クラブミュージックほどじゃないけど、でも1日の始まりに洋楽を聴いて、モチベーションを上げたい!って方に向けて、洋楽をご紹介します。
これを聴いて、元気良く毎日を過ごしましょう!
Couleur Café / Clémentine (1999)
イントロのホイッスルと優しい彼女の歌声に癒されつつ朝の準備をすることができますよ。
Sunrise / Norah Jones (2004)
『日の出』という意味のタイトルで、まさに朝にピッタリな1曲。
じわじわ曲が始まってくる感じが、1日の始まりに似ていて、静かに朝を盛り上げてくれます。
Cecilia / Simon & Garfunkel (1970)
サイモン&ガーファンクルは、1960年代に活躍したアーティスト。
アコースティックな音と、2人のハーモニーが美しいです。
優しい洋楽を聴いて、朝も気分を上げて頑張っていきましょう。
ではまた。
TED -Mark Ronson-
こんにちは、まいけるです。
きょうのヨーガクは、マイリー・サイラスのこの1曲。
We Can't Stop / Miley Cyrus (2013)
Party in the USA (2009)から4年後にリリースされた曲ですが、雰囲気がガラリと変わっていますね。
この曲をご紹介したのに、記事のタイトルは"Mark Ronson"
どういうことでしょう?これからご説明していきます。
Uptown Funk / Mark Ronson ft. Bruno Mars (2015)
みなさんは今年この歌を良く聴きませんか?
おそらく今の時点で、今年で最もヒットした歌だと思います。
とっても黒い音楽で、かっこいいですね。
この歌を歌っているのはBruno Marsですが、作ったのはMark Ronsonという白人のDJです。
彼は実は、依然にTEDに出演したことがあります。
テーマは、サンプリングについて。
昔の歌のフレーズやベースラインなどを抽出して、新しい曲の一要素として使わせてもらうことをサンプリングと言いますが、実は冒頭でご紹介した"We Can't Stop"も、サンプリングが使われていたのです。
この"La Di Da Di"というフレーズが、We Can't Stopの歌詞にも出てきます。
So la da di da di
We like to party
Dancing with Miley
Doing whatever we want
This is our house
This is our rules
こういうところで音楽は繋がり、進化していくんですね。
サンプリングはパクリだと言われるかもしれませんが、それによってより良い音楽が創られることを考えると、必ずしも否定できません。
では今日はこの辺で。
おもしろいPVのヨーガク
こんにちは、まいけるです。
みなさんはPVはどのくらい見ますか?
You Tubeでお気に入りの歌を見つけたら、バックグラウンドで流していませんか?
今回は聴くだけじゃなくて思わず見たくなるようなPV(プロモーションビデオ)をご紹介します。
I Won't Let You Down / OK GO (2014)
OK Goのこの一曲。HondaのUNI-CUBに乗ってマスゲームをする様子を、ドローンによってワンカットで撮影しています。
撮影地は千葉県のロングウッドステーションということもあって、日本でも話題になりましたね。
OK Goはこの他にも面白いPVをたくさん作っています。
その他のPVの紹介は、また後ほど。。
Typical / Mutemath (2006)
まさに「百聞は一見に…」と言うべきPVです。
曲は普通に流れているのに、映像は逆再生で進んでいきます。
ここでもう混乱しますが、逆再生なのに楽器を弾くタイミングや口の動きが曲の流れと一致してるんです。
まぁとりあえず見てみてください。
Savin' Me / Nickelback (2005)
OK GoとMutemathは映像の面白さがありましたが、これはストーリーの面白さ。
あるきっかけを境に、すれ違う人の頭上に数字が見えるようになってしまいます。
その数字が示すものとは…?
映画みたいです。
たまにはバックグラウンドで流す用の曲だけでなく、PVをじっくり鑑賞してみても良いですね。
夜寝る前に、しっぽり聴きたいヨーガク
こんにちは、まいけるです。
今回は、夜に聴きたいゆったりとした曲をご紹介します。
ストレッチをしながら、一日を振り返りながら、晩酌をしながら、聴いてみてはどうでしょうか?
Come Away with Me / Norah Jones (2003)
ノラ・ジョーンズは、2003年にアルバム『Come Away With Me』でグラミー賞を獲得したアーティストで、ジャズっぽいゆったりとした曲調が特徴です。
夜にしっぽり聴くにはとってももってこいのアーティストだと思います。
部屋を暗くして、ワインとチーズを添えて、聴いてみても良いかもしれないですねぇ。
染み渡ります。
Dream / Priscilla Ahn (2008)
プリシラ・アーンは、ジブリの『思い出のマーニー』の主題歌として知ってる方も多いかもしれません。
この人はとにかくゆったり、ゆっくりしていて、声もスッと入ってくる、透明感のあるアーティストです。
Sailing / Rod Stewart (1975)
ロッド・スチュワートの魅力はなんといっても「ハスキーボイス」
このしゃがれた声を出す人はなかなかいませんし、とっても耳に残ります。
どうでしたでしょうか?
ゆったりゆっくりしっぽり聴いて、安心して眠れそうですね。
ではまた。
邦楽と洋楽の違い〜つづき〜
こんにちは、まいけるです。
邦楽と洋楽のルーツを探る
邦楽
洋楽
歴史上の人物
音楽と社会~抵抗の歴史~
こんにちは、まいけるです。
この間は音楽と人種の関係についてお話しましたが、今回は音楽と社会の関係についてお話します。
題して「抵抗の歴史」
現代音楽の発展は常に「抵抗」が原動力だったんです。
抵抗を切り口として、1960年代についてざっくりとお話します。
1960年代
サイケデリック・ミュージック
1960年、ベトナム戦争が勃発します。
この戦争に抵抗し、平和や自由を主張するアメリカの若者を、ヒッピーと言いますね。
そのヒッピーが支持した音楽が、サイケデリックミュージックです。
この音楽は、いわゆる薬物の使用によって現れる幻覚、幻聴などの状態を音楽で表現したジャンルです。
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band / The Beatles (1967)
例えばこのアルバムや、
I am the walrus / The Beatles (1967)
この曲は聴いてみれば、色々な音が混ざり合って、とても独特な世界へ連れて行ってくれます。
聴きすぎると頭がガンガンするかもしれません。
ボブ・ディラン
サイケミュージックが流行った一方で、ボブ・ディラン(1941~)というアーティストが登場します。
ボブ・ディランの、社会性がある歌に、
Blowin' in the Wind / Bob Dylan (1965)
があります。
この曲の歌詞は、
How many roads must a man walk down Before you call him a man ?
How many seas must a white dove sail Before she sleeps in the sand ?
Yes, how many times must the cannon balls fly Before they're forever banned ?
The answer my friend is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind.
といった、社会の不合理に対して問いかけをしていき、「答えは風に吹かれている」と歌い上げられます。
この歌が、人種差別への抵抗である公民権運動と結びつき、人々を歌によって動かしていきます。
今の時代にはなかなか見られない内容の歌詞だと思うので、一度和訳などを読まれると当時の社会へ思いを寄せられるかもしれません。
ざっくりとお話してきましたが、このように1960年代は当時の社会情勢が人々の価値観に影響を与え、そのような価値観を代弁するかのように音楽が登場した時代でした。
まだまだ細かく話すところはありますが、今回はこの辺で。。
洋楽と邦楽の違い
こんにちは、まいけるです。
今回はヨーガクを紹介するにあたって、洋楽と邦楽の違いを説明しようと思います。
邦楽との違いを意識して聴くと、洋楽には洋楽の良さ、邦楽には邦楽の良さがあることを分かってもらいたいなぁと思います。
洋楽と邦楽の違い~歌詞~
邦楽の歌詞構造
日本語の歌は、基本的に「1文字1音」ですね。そのため、歌全体での単語数は洋楽に比べてとても少なく、1音の価値がとても高くなります。だから、少ない音数で音楽として表現しようとすると、よりメロディアスな曲作りとなります。
例えば和歌、俳句、川柳なども読み上げる時は抑揚を付けて謡いますよね。
これがそのままJ-Popに発展したと僕は思います。
洋楽の歌詞構造
洋楽(特に英語による歌)の場合、単語と単語はくっつけて省略して発音することができます。
例えば " I'm " は、同じような意味で日本語の「私は」だと発音するために4音必要になりますが、英語では1音の中でも納まるように発音できます。
だから英語ではおのずと単語数が多くなり、1音の中に複数の単語を入れることができるので、1音と1音の間の区別が日本語よりも曖昧になります。
だから洋楽は、1音ごとに音程の変化がハッキリしている邦楽よりもメロディアスな音楽になりにくいと思います。
邦楽の良さ、洋楽の良さ
このようにして邦楽と洋楽を比べてみると、
邦楽:歌詞の中で限られた語数による表現力
洋楽:語感の良さ
と、それぞれ楽しめる要素がありますね。
(もちろん邦楽にも語感を意識した曲はありますし、洋楽にも歌詞による表現力を意識した曲はあります!)
このような見方を一つ覚えて鑑賞してみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれません。